2023年7月に来日するブルキナファソの肝炎患者団体「アソー・エパティット(肝炎とたたかう)」の活動写真を紹介いたします。

AH肝炎センター
ブルキナファソ第二の都市ボボ・ディウラッソで、アソー・エパティットは肝炎の治療・検査の拠点となる肝炎センターを運営しています。
AH肝炎センター
アソー・エパティットの肝炎センターでは、専門医・総合診療医(GP)あわせて5人の医師が所属し、検査や治療を行っています。
AH肝炎センター
アソー・エパティットの肝炎センターのようす。最近、PCR検査もできるようになったそうです。これまでは、プライベート・クリニックにしかPCR機器はなく、検査しても、検体をフランスまで空輸する必要があり、費用も時間もかかっていたそうです。肝炎センターでPCR検査が出来るようになり、大きい変化だとお話がありました。ただし、試薬の安定的な確保などでは苦労されているようです。
警察署で検査
警察署の依頼で、肝炎ウイルス検査を行うことも。地域の肝炎医療・予防などにおいて、大切な役割を担っているのがアソー・エパティットの肝炎センターです。
また、アソー・エパティットの行う研修には、周辺国からも参加者があり、地域の肝炎対策を担う人材育成にも貢献しています。

アソー・エパティットのFacebookページはこちら。

2023年7月19日から26日まで、ブルキナファソから肝炎患者団体の役員をつとめる当事者の方と、研究者の方が来日します。講演会などの詳細はこちら。