ブルキナファソから来日した2人は、日本の国会議員、肝炎患者、NGOなどと精力的に交流しています。
武見敬三参議院議員(写真中央)にご挨拶。ブルキナファソにおける肝炎被害の状況、国際的な感染症対策の枠組みから肝炎が抜け落ちていることなどをお話しし、”肝炎は大きな問題。支援できる体勢をつくってください、大きなところではサポートします”と、激励のお言葉をいただきました。日本とブルキナファソが協力して肝炎の被害のない世界をめざそうというポロシャツ(カニア博士とサノンさんがブルキナファソから持ってきてくださったもの)を身につけて記念撮影。写真右端は、今回の訪日にあたり多くのご支援をいただいている、アフリカ日本協議会・共同代表の稲場雅紀さんです。
東京のアフリカ料理店「カラバッシュ」で実行委員会との歓迎会。カニア博士が”うちで食べているのと同じ味だ”という、本格的でおいしいアフリカ料理を楽しみながら、ブルキナファソと日本のB型肝炎患者のおかれた状況などについて話が広がりました。ふたつの国の肝炎患者の心をつなぐ通訳をしてくれたのは、パリ在住で医学部をめざす高校生です。
駐日ブルキナファソ大使館を表敬訪問。テウェンデ・ポール・スィンガ臨時代理大使(前列左から2人目)をはじめ、大使館のみなさんとお話しさせていただきました。今回の来日実現へのお礼を伝えるとともに、今後のブルキナファソにおける支援事業についても、ご協力をお願いしました。右の絵は、カニア博士とサノンさんがはるばるブルキナファソから持ってきてくださった、日本とブルキナファソの友好と肝炎対策における協力が発展することを願う絵です。7月23日の患者交流会などでもご覧いただけます。
今回の来日企画をうけて、ブルキナファソにおける肝炎対策支援事業をたちあげた国際NGOピースウィンズ・ジャパンの事務所では、ブルキナファソの2団体と日本のNGOの3団体でとりくむ事業の内容について、打合せを行いました。
ピースウィンズ・ジャパンが開いた記者会見にも参加。カニア博士とサノンさんは、ブルキナファソにおける肝炎ウイルスの感染拡大の経緯についてなど、記者からの質問に答えました。ピースウィンズ・ジャパンは、ブルキナファソの一般市民も使えるように、まず、検査機器フィブロスキャンを現地に贈ることを発表し、その購入費用のクラウドファンディングも行うことを発表しました。